AIクリエイティブ・トライアルレポート

THINK-ZERO MAGAZINE(シンクゼロマガジン/一人出版社「全記録」) - Creative Edge School Books

Creative Edge School Books - Work5 | grand design, content planning, design management, marketing engineering, open education

私たちは、新たな情報が絶えず流れ込んでくる変化の激しい時代に生きています。このような不確実性が高く、予測が困難な世界では、成功者が「何をしたか」より「どう考えたか」を学ぶ必要があり、行動を決定するときの「考え方」に注視すべきです。多くの人は複雑な問題に直面すると、優先順位を決めて、ファクターを整理し、ものごとを単純化しようと試みますが「複雑な問題」を「複雑なまま」解いていく統合的思考と、異なる業界の大勢の人間を「巻き込む」活力こそ重要になってくると考えます。

組織に身を置くと職域に縛られ「権限」や「責任範囲」によって、どうしてもノルマをこなすことにエネルギーを注ぐことになります。この状況を打開するには、複数の部署から異なるスキルをもった人たちが集まり、メンバー全員が職域横断的に活動できる環境づくりが必要です。これからは、どのような分野でも創造性を兼ね備えた熟練が求められる「AI(人工知能)の時代」に入ります。AIとの競争は絶対に避けなくてはいけません。そのために何をすればよいのか。皆さんと一緒に考えていきたいと思います。


Content

AIに関する2つのコンテンツがあります


ニュースレターとトライアルレポートのカバー画像

AIクリエイティブ・トライアルレポート

このページのコンテンツです。「AIクリエイティブ・トライアルレポート」は、Creative Edge School BooksがAI本格導入のために実行しているさまざまな取り組みについて報告していく場です。また、Creative Edge School Booksの全コンテンツを提供しています。詳細は以下をご覧ください。

シンクゼロマガジン・ニュースレター

AIに関するコンテンツがもう1つあります。「シンクゼロマガジン・ニュースレター」は、日々の取材・情報収集から毎月、重要と判断したものをピックアップして届ける定期配信音声コンテンツ(50分)です。月額500円で毎月27日に配信されます。最新号のページをご覧になってください。


更新日:2017年5月21日(日)

Diary

2017年6月14日(水):
AI(人工知能)がユーザーの要望にあわせてムービーを作成してくれる/インテリジェントムービーメーカーの事例紹介

昨年から機械学習を活用したインテリジェントモバイルアプリが増えているが先日、ドバイの方から音声でビデオ編集できる「Flo」というアプリを教えてもらったので、早速試してみた。日本語には対応していないが、革新性が感じられるユニークなアプリなので紹介したいと思う。

「Flo」は、ムンバイ(インド)のスタートアップNexGear Technologyが開発したインテリジェントムービーメーカーで、iOSの無料アプリ。一般的なビデオ編集アプリとは異なり、ユーザーは「どんなイメージのムービーにしてほしいか」をアプリに伝えるだけ。”インテリジェントムービーメーカー”と記されているとおり、ムービーはアプリが要望にあわせて自動的に作成してくれる。

図:iPhoneでビデオを撮る


図:どんなムービーにしたいのか、わかりやすい言葉で伝える
※何度でもやり直すことができる


図:ムービーが自動作成され、すぐにYouTubeやFacebookなどにアップロードできる(iPhoneに膨大なビデオファイルがあっても、希望のシーンを抽出して編集してくれる)
※ビデオファイルの解析には大変時間がかかるので、保存されているビデオファイルが多い場合は、新たに撮影する前に解析を済ませておく




図:ディープラーニングを使用している


操作はとても簡単。まず最初にiPhoneの中にあるビデオファイルを解析させる。このプロセスは大変時間がかかるので、ビデオを大量に撮っている人は注意してほしい。「1週間以内に撮ったビデオ」「30日以内に撮ったビデオ」「すべてのビデオ」「ビデオを選択」から選べるので、ビデオファイルが多い場合は、ムービーの素材にしたいビデオを手動で選択した方がよい。

図:(左)iPhoneで撮ったビデオ
(中/右)対象となる全てのビデオを解析していく


ビデオファイルの解析が完了すると、選択したすべての映像に対して「タグ付け」がおこなわれ、アプリの画面にはビジュアルインターフェイスが表示される。例えば、自分が飼っている猫のムービーを作成してほしい場合、「cat」というタグをタップして処理を実行させると、猫が写っているシーンだけを抽出し、複数の映像をつないで、イメージにあった音楽を挿入してくれる。この編集プロセスは速いので、タグを選択し直して、何度でもムービーを作成できる(音楽も選び直すことが可能)。

図:(左/中)映像の内容を解析した後、タグを表示する
(右)ここでは「food」を選ぶ。ビデオの中から食べ物が写っているシーンが抽出された。マクドナルドの壁に吊られていたハンバーガーのポスターも抽出されている)




先月末、このインテリジェントムービーメーカー「Flo」に「ボイス・アシスタント」という新機能が搭載された。タグを選択するのではなく、音声で「どんなムービーを作成してほしいか」伝える機能である。「私の猫ちゃんの可愛らしいストーリーを作って」とか「友人と沖縄のビーチに行ったときのムービーを作成して」と話せばよい。
※私が試したときは、このボイス・アシスタントは「現在この機能は利用できません」と表示され使えなかった。

図:(左/中)「cat」を選ぶと、猫が写っているシーンだけが抽出され1本のムービーがつくられる
(右)ボイスアシスタントの画面


実際に、このアプリでビデオをいくつか作成してみたが、編集作業が自動化されているため、意図したとおりの映像作品をつくるのは難しい。
App Storeのページに「誰もが、外出先で素早くプロフェッショナルなビデオを作成できる」と書かれているとおり、「旅行をしながら」「イベントに参加しながら」その場ですぐに音楽付きのムービーをYouTubeやFacebook、Instagramなどで「誰でも・手軽に」公開できることに価値がある。たとえ、3年分の大量のビデオがiPhoneに保存されていても、その中からムービーの素材となるシーンを自動的に抽出し、1本のムービーにしてくれるのだ。


本格的なビデオアプリでムービーを作り込んでいる人にとっては、自由度が低い物足りないツールだと思うが、「旅先から」「イベント会場から」手軽に作品化されたムービーをSNSなどにアップロードしたい人にとっては使い物になる。
いずれにしても、AI(人工知能)を活用したビデオツールの1つのモデルとして学べることが多いので、ぜひ試してみてほしい。


Adobeの機械学習(Adobe Sensei)が得意とする領域でもあるので、Premirereに搭載される可能性が高い機能でもある。




更新日:2017年6月14日(水)




掲載コンテンツ(順次追加中)


オーディオブックで読み解く

Apple Robotics[アップル・ロボティクス]/アップルがロボットを製造する日」は、2015年4月28日にリリースしたAppleとロボティクスをテーマにした音声コンテンツ(販売は終了)。Appleが買収した企業、取得した特許などをみながら、今後投入する技術や究極のパーソナルアシスタント(2001年宇宙の旅のHALのようなイメージをここではロボットと捉えています)について考察する。

今回公開したコンテンツはApple Robotics[アップル・ロボティクス]完全版。

Apple Robotics[アップル・ロボティクス]完全版

Amazon Echoが発売されたのは2014年11月6日。Echoを見て、まず最初に思ったのは「なぜAppleが最初に製品化できなかったのだろう?」ということ。現在のAmazonの快進撃はまったく考えていませんでした。この音声コンテンツでも語っていますが、Appleがロボットを開発するなら、ヒューマノイドではなく2001年宇宙の旅のHALのようなAIアシスタントだろうと。つまり「Amazon Echo」そのもの。どうして、Appleがこの領域で出遅れてしまったのか、[アップル・ロボティクス]ですべて話しています。この音声コンテンツを収録時(2015年)には気付きませんでしたが。

このコンテンツは、AIクリエイティブ・トライアルレポートの専用ページに掲載されています。

概要ページ:「Apple Robotics[アップル・ロボティクス]/アップルがロボットを製造する日

更新日:2017年5月21日(日)


AI取材雑記のタイトル画像

AI取材雑記・第01回

先日、AI/ロボティクス関連のカンファレンスで、ある企業の経営者とお話しする機会があった。「いきなりで申し訳ないが」との前置きの後、こんなことを語り始めた。


これだけ名だたる企業が一斉にAIシフトを進めているのだから間違いなくAIが遍在化した社会が到来する。ぼんやりとしているが、それはわかる。ただ、自分の仕事にどのような影響を及ぼすのか。そして、いま私は何をすればいよいのか。そこが知りたい。

現状を把握できず、先を読むための専門知識もなければ疑心暗鬼に陥るのは時間の問題。ベテランほど、実権を持つ厄介な「老害」へと変貌していくだろう。インターネット黎明期には革新者として活躍し現在の地位を築いた人間が、次の時代の革新者と敵対するのは是が非でも避けたい。
そうならないように、どんな努力が必要なのか教えてほしい。

「AIに過度な期待を抱く経営者にはなりたくない。然れど、AIと競争するような経営判断はもっと最悪だと感じている。」「では、具体的に何をすればよいのか?」という話だった。


私も偉そうにアドバイスできる立場ではないが、1つだけ言えることは「最先端の現場に出向く」しかないと思っている。イベント、展示会、勉強会なんでもよい(※研究者や専門家が来ない人脈づくりオンリーの交流会は避ける)。とにかく、AIに関わっている人たちから話を聞く、積極的に質問をする。

机に向かってじっくり何かをする、ことではない。外へ出ることが何より重要ではないか。こんなときは、引っ込み思案ほど損をする。もし自分が苦手なら、得意な人に同行してもらうことで解決する。質問力のある人なら、話も弾む。私は、まさにそれをやってきたし、これからも続けなくてはいけない。


カンファレンスでの意見交換の後、「AI導入のために、昨年からどんなことをやってきたのか」頭の中で振り返ってみたが、ずいぶん宿題を残していることを思い出す。すでに一年以上経過しているので、そろそろインプット情報の交通整理をする時期がきたのかもしれない。
今回、このトライアルレポートで音声配信していくことを決めたのは、情報の交通整理(アウトプット)と、同じ志向を持つ人たちとの情報「共有」をそろそろ始めたいと思ったからだ。しばらく配信を続けていけば、リアルな場に集まり、カフェでお茶を飲みながらざっくばらんに話ができるようになると思っている。

まずは、取材の途中で収録した第01回を配信する。



更新日:2017年5月22日(月)


AIによる「漫画背景」「アニメ背景」ひとり旅のタイトルグラフィック

Creative Edge School Booksでは、2年前から認知症ケアとロボティクスをテーマにしたコミックの企画を進めていた。対象は中学生以上。子どもたちを対象に認知症の正しい知識を伝えるには学習書のような体裁ではうまくいかないと思っていたので、エンターテインメントをベースに「漫画」表現を採用することに決めていた。

当初、プロトタイプ制作と並行して「漫画を描いてくれる人」を募集していたが、予定していたスケジュールより1年以上もオーバーすることが判明し、数カ月ほど保留状態が続く。取材活動は途切れることなく継続していたので、最先端のプロジェクトにも参加しながら、「AI(人工知能)を支援ツールにして漫画制作は可能か?」と考えるようになった。もちろん、一からAIに描かせるのは不可能だと思っていたので、「キャラクターは3Dモデル、背景は写真を処理する」ワークフローで模索することになる。
※プロトタイプ制作にコミックシーケンサーの「コミPo!」を使っていたので、キャラクターは3Dモデルで十分いけると確信していた。

現在、公式Twitterで毎日投稿している「スマホ持って街歩き。」は、このプロジェクトのサブコンテンツという位置付けでおこなっている。

スマホ持って街歩き。AIによる「漫画背景」「アニメ背景」ひとり旅

AIクリエイティブ・トライアルレポートのオリジナルコンテンツとして「スマホ持って街歩き。AIによる「漫画背景」「アニメ背景」ひとり旅」を掲載していきます。AIをクリエイティブワークに活用するためのトライアルです。現在、AIを最大限に活用した「漫画」および「アニメ」の個人制作についての実験を進めています。

「漫画背景」のサンプル

「アニメ背景」のサンプル

このコンテンツは、AIクリエイティブ・トライアルレポートの専用ページに掲載されます。更新の情報などは、公式Twitterブログでお知らせします。
※一部、実験的にAIを使用しますので、掲載中にコンテンツの一部が上書きされたり、別の内容と入れ替わることがあります。

ブログの関連記事:
AI(人工知能)を活用した漫画・アニメの個人制作について(「一人漫画スタジオ」を開始)。キャラクターは3Dモデルベースで組み立てAIで描画、背景は写真をAIで再描画


AIに仕事を奪われる心配をするより、「AIを駆使する人間」との競争が間近に迫っていることを理解しておきたい。まず自分が「AIを駆使する人間」になるために、今から何をすべきか一緒に考えていこう。

第1回「プロローグ:寄せ集めのAI集合体を使いこなすことから始めることにした」

Creative Edge School Booksでは、AI機械翻訳とAIクリエイティブの2つの領域に絞って、AI本格導入のための試行錯誤を続けている。AIクリエイティブとは、グラフィックや映像、音楽などの創作にAIを活用するための取り組みである。クリエイティビティ(Creativity)が絡む作業はAIに代替されにくいと言われている。「The Next Rembrandt」のようなプロジェクトを見ていると、過度な期待を抱いてしまうがAIにまともな絵を描かせるのは大変なことだ。技術・お金・時間すべてが桁違いの大がかりなプロジェクトになってしまう。
※「The Next Rembrandt」は画家レンブラントの作品346点をAIに分析させ、新作を描くプロジェクト。

The Next Rembrandt

私が可能性を感じているのは、AIに一から絵を描かせることではなく、画家やイラストレーターなどのアーティストがAIを使いこなして、今まで不可能だった創作が実現することである。つまり「AIを駆使する人間」のパワーアップだ。
例えば、ポスターのカンプ制作を例にしてみよう。パソコンが普及する以前のデザイナーは手作業だったので3案が限界だとする。80年代半ば以降のデザイナーならパソコンを使いこなし10案は余裕で作成できる。これがAI時代のデザイナーになると、AIに100案作らせ、仮説検証を繰り返して20案に絞り、最終的にデザイナーがベスト10案を厳選することが可能になる。いくら最新のパソコン・アプリケーションソフトを駆使したところで10案も作ったら、検証に時間を割くことは不可能だろう。100案も作っているのに分析する時間も十分確保できているのがAIの凄まじい威力だ。

夢物語のように聞こえるかもしれないが、私たちが今すぐ利用できるトライアルサービスがすでに存在する。AIと対話しながらWebページを作成する「Wix ADI」などが代表例といえるだろう。Wixは、世界190カ国で1億人以上のユーザーが利用しているWebサイト制作のクラウドサービスだ。2016年9月にAIを導入した新サービス「Wix ADI」を公開した。WixのAIはユーザー1億人のビッグデータで学習し、要望に沿ったWebデザインを実行していく。今後、学習が進めば同サービスの要になっていくことは間違いない。AIと人間の共同作業が実現する。

Wix ADI

ただし、一個人が赤ん坊のAIを教育し、自分の仕事に役立つAIに成長させていくのは不可能だ。学習データはどうする、膨大なデータを処理するコンピューティングパワーはどうやって確保する?という話になる。企業や大学の研究プロジェクトや実証実験に参加し、AIの環境を利用できる立場になればフィードバックを条件に試行錯誤することも可能になるが、現実的には(誰でも利用可能な)AIサービスやAIアプリケーションを多数組み合わせて、初歩的なレベルから「小さく」実績を積み重ねていくしかない。
しかも「使い物になる」AIアプリケーションはほとんどない。リリースしたばかりのAIは学習が足りないので、期待した結果を得られないのだ。今のところ「AIアプリ「A」と「B」を組み合わせて大まかに処理して、AIサービス「C」で仕上げる」といった複数のAIによる合わせ技で進めていくしかない。

名だたる世界のIT企業でさえ優秀な研究者を投入し実験を繰り返している段階なので、個人が四苦八苦するのは当たり前。それでも、寄せ集めのAI集合体なら実際に試すことができるのだから、のんびりと様子見している場合ではない。現在、Twitterで毎日投稿している「スマホ持って街歩き」は、AIを活用した漫画およびアニメの個人制作を実現するためのトライアル。取材の移動時間を最大限に活用し、Web公開を習慣化できれば、一人でも無理なくモチベーションを維持しながらテストを積み重ねていけると考えた。

産学協同の大掛かりなプロジェクトでも、実際のところ一人ひとりがやっていることは、ほとんど変わらない。想像以上に地味な活動なのである。



更新日:2017年5月23日(火)/投稿日:2017年5月21日(日)


Creative Edge School Booksは現在、本格的な「AI導入」のための最初のトライアルとして「AI機械翻訳」と「クリエイティブAI」の2つに絞り、日々試行錯誤している。前者は多言語コラボレーション、後者はデザインやアートなどのクリエイティブワークにおけるAI活用の模索である。
AIを活用するときの指針は、既存業務の「効率化・自動化」ではなく、今まで技術的に「不可能だったこと」をAIで「可能にする」ための新しい領域の創出。AIによる「効率化・自動化」はコモディティ化によって先行利益や獲得したノウハウがリセットされてしまう(振り出しに戻される可能性が高い)。常にAIを生かせる新領域を見つけ出すことに、恒久的優位性があると考えている。

特定の企業のAIプロジェクトや実証実験等の情報は公表できないため、成果物の一部を紹介することしかできないが、「AI機械翻訳」を活用した多言語コラボレーションにおいては、Creative Edge School Booksから切り離し、個人活動という位置付けで進めており、情報公開しやすい状況にある。昨年から専用サイトを立ち上げ成果物などを公開している。

現在、具体的に進行しているのは、BABYMETALという日本人アーティストの情報をまとめ、さまざまな言語で発信していく活動である。BABYMETALは欧州や米国に強固なファンベースがあり、各国にアクティブなコミュニティがある。アイドルとヘビーメタルを融合させた独自性で人気を獲得し、国内でも特異な存在だ。
今おこなっているのは、私が設計したデータシート(BABYMETALの6年間のエピソードをすべて網羅したシート)を英語やフランス語などに翻訳する作業。英語圏コミュニティの人たちと連絡を取りながら進めている。コミュニケーションは機械翻訳ベースで、英語が使えない人でも参加できる。

今まさに進行中なので、進捗報告も兼ねた記事になる予定。

AI(人工知能)機械翻訳で世界のBABYMETALファンとつながる。

AIクリエイティブ・トライアルレポートのオリジナルコンテンツとして「AI(人工知能)機械翻訳で世界のBABYMETALファンとつながる。」を掲載していきます。

データシートの画像

この研究活動の成果物(作業継続中):
BABYMETAL DATASHEET(ベビーメタル・データシート)
旧・アーカイブ:BABYMETAL REVOLUTION(ベビーメタル・レボリューション)


このコンテンツは、AIクリエイティブ・トライアルレポートの専用ページに掲載されます。更新の情報などは、公式Twitterブログでお知らせします。
※一部、実験的にAIを使用しますので、掲載中にコンテンツの一部が上書きされたり、別の内容と入れ替わることがあります。

ブログの関連記事:
AI(人工知能)とBABYMETAL



海外にファンベースをもつBABYMETALはAIを駆使した取り組みに適していた。 AI機械翻訳で「言葉の壁」が崩れた瞬間、興奮し、身震いした。

第1回「ちょっと待てよ、もしGoogle翻訳がこのレベルになったら「言葉の壁」なんて、あっさりと崩れないか。」

あなたは、何らかのファン活動をおこなっているだろうか。
ファン活動とは、ライブやイベントに行ったり、作品(CD、DVD、書籍など)やグッズを買ったり、ブログ・SNSで熱い思いを綴るなど、「私はこの人の大ファンである」と公の場で承認欲求を満たしつつ、継続的な応援も怠らない日々を送ることだ。アイドル、ミュージシャン、お笑い芸人、プロスポーツ選手、作家、映画監督、何でもかまわない。自分の一生の中で一度は、誰かの熱狂的な「ファン」になった経験をもっているはずだ。好みの違いはあっても「ファン心理」については概ね共有できていると思う。さらに、ファンの振る舞いというのは世界共通だから、言語が異なっていても、喜怒哀楽に差異はなく感動も分かち合うことができる。

海外のファンたちと対話したいなら道具としての「英語」が役立つ。だから、英語を習得したいと多くの人は思っているが(会社から命令されるなど)「強制力」が働かないかぎり、モチベーションを維持するのは至難の技だ。「意欲」というのはそう簡単に持続できるものではない。「英語ができない = コミュニケーション不可能」などと感じてしまったら、途端に動けなくなってしまう。「英語を習得したいのに、英語から離れようとする」というおかしな状況に陥るのだ。それがコンプレックスになってしまう人も多い。

確かに英語圏は大きいが、世界の細部まで見渡せば、英語を使えない人の方が圧倒的に多い。「日本人は学校で英語の授業を受けているのになぜ苦手な人が多いのか」とよく言われるが、特に日本だけの深刻な問題とも思えない。日本で普通に暮らしていれば、優先順位は下がる。習得できるはずがない。もし、強制的に英語圏の国に放り投げられたら、是が非でも会話を試みるだろう。失敗して学び、挑戦してまた失敗して学ぶ。毎日これを繰り返していたら、日常生活では困らない程度の英会話なら自然と身につく。それだけのことのように思える。

では、英語を道具として活用できない人は、海外の人たちとのコミュニケーションを諦めなくてはいけないのだろうか。英語習得以外の方法はないのか?

米国のSFドラマ「スタートレック」には地球人以外の人間が多数登場するが、自動翻訳のテクノロジーによって「言葉の壁」を取っ払い、奇想天外なストーリーを創りだすことに成功している。「自動翻訳機」は夢の道具だ。私たちは、子どもの頃から映画や小説、漫画などで「自動翻訳機」が登場する作品を数多く観てきた。自動運転のクルマや仕事を代わりにやってくれるロボットなども同様だが、「あったらいいな」という希望と「無理だと思うけど」という諦めが同居する。いつまで経っても「SFの世界」だった。

しかし、ここ数年で状況が少し変わってきた。例えば、YouTubeで人気動画のコメント欄を見てほしい。さまざまな言語が表示されているが、右クリックで「翻訳する」を選択すれば、数秒で日本語に翻訳される(Google Chromeの場合)。完璧な翻訳にはならないが、大まかな解釈は可能になる。要するに、驚いているとか、怒っているとか、感動しているなどの感情を容易に読み取ることができる。しかも、中国語でもフランス語でも、アラビア語でも、あらゆる国の言語を日本語に翻訳するのだ。

私は、BABYMETALの海外での活動にとても興味があったので、YouTubeでファンカムを掘りまくっていた。BABYMETALの動画は再生回数も多いが、コメントも大量につく。「海外のファンたちはBABYMETALをどう評価しているのだろう」と思い、頻繁に翻訳機能を使うようになった。ちょうどAI関連の取材活動でニューラルネットワークを活用した機械翻訳システムを試用できるチャンスがあり、BABYMETALの海外ファンとの対話を試みたところ、何のストレスもなく意見交換できたことに驚いた。興奮し、身震いし、思わず「すげぇ!」と声を上げたほどの衝撃だった。ニヤニヤしながらコメントを打ち込んでいたことを覚えている。


ちょっと待てよ、もしGoogle翻訳がこのレベルになったら「言葉の壁」なんて、あっさりと崩れないか。
海外のBABYMETALファンと協力して、今までにないスケールの大きなファン活動が展開できるんじゃないか。


などと夢が膨らんだ。
というのは、東京オリンピックが開催される2020年をゴールに急ピッチで進められているプロジェクトが多かったからだ。つまり、あと2年程度で自動翻訳の精度が劇的に向上する可能性がある。完璧な翻訳はまだ先の話でも、ファン活動に十分な対話能力は得られるだろう。
しかも、BABYMETALは日本人アーティストであり、海外でも「日本語で歌っている」ことが、この取り組みに弾みをつけた。海外のファンの大半は日本語を知らないので、想像以上にGoogle翻訳の利用者が多かったのだ。機械翻訳によるヘンテコな解釈・誤訳にも寛容だったことは大きい。

私はまず、BABYMETALのすべてのトピックを1つのフォーマットに集約するツールを作りたいと思い、準備を始めた。2010年から6年間のすべての芸能活動・音楽活動をまとめるという途方もない作業だ。マンパワー(人間の力)では不可能かもしれないが、AIを使って実現できる確信があった。



更新日:2017年5月24日(水)/投稿日:2017年5月21日(日)

AI Creative Trials Report

AI導入のための取り組みを伝えていきます

「AIの民主化(コモディティ化)」でGoogleやAmazonがより強大な存在へ

一人出版社が「本格的なAIシフトのために」昨年から取り組んでいるのが、「AIを使った機械翻訳スキルの活用」と「クリエイティブAI(創造的な仕事にAIを活用する)」の2つ。AI導入といっても現在はすべて「借りもの」。条件付きで利用できている状況です。本格的な導入はまだ数年先になりますが、それまでにどのくらいのコストがかかり、期待したとおり仕事に貢献するのか、など一つひとつ確かめていく必要があります。時間がかかりますので、早ければ早いほどよい。

GoogleやMicrosoft、Amazon、Facebookなどの巨人たちが戦略的に「AIの民主化」(コモディティ化)推し進めていますので、小さな会社でも個人でも、近いうちに無償利用が可能になるでしょう。これら先行する企業は、AI技術を無償提供することで、世界中の多くのユーザーに利用してもらい、そのユーザーのビッグデータでAIをさらに賢くしていくという構造をつくりました。私たちが、GoogleやAmazonのAIサービスを使えば使うほど、先行企業は強大な力を持つことになるわけです。

「現実を傍観するだけ」のグループから「リスクを負って未来をつくる」グループへ

「AIを使いこなす」には、人間もパワーアップしないといけません。AIを使い始めて、まず気づいたのはこの「人間側の努力」でした。いきなり完璧なAIを手にいれることなどできません。
パーソナルコンピューターが登場して40年ちかく経ちますが、パソコンを使いこなすには「未だに」教育コストがかかります。同様に(例えば)AI機械翻訳を使いこなすには「AI機械翻訳スキル」が必要になってきます。「生活を豊かにする便利な道具」なら今のスマホのように誰でも扱えますが、仕事で活用したいのなら、人間もAIを使いこなすためのパワーアップが必要です。

AIクリエイティブ・トライアルレポートは、守秘義務に反しない範疇で、極私的な「一人語り」を配信していく場です。AIの技術進歩が速すぎて、空想力が「現実」を超えられない異常事態のなかで、「現実を傍観する」グループから脱して、リスクを負いながら「未来をつくる」グループへと移るため一歩一歩前進している最中です。


この場は「シンクゼロマガジン」という一人出版社の取り組みを公開していく媒体として運営してきましたが、AI導入に特化した内容にリブートした形になります。
AIの最新情報に関する発信は、サブスクリプションコンテンツの「シンクゼロマガジン・ニュースレター」(月額500円)で継続しています。トライアルレポートではより具体的なエピソードが中心になります。ざっくばらんにお話していきますので、何かの刺激になれば幸いです!

AIクリエイティブ・トライアルレポートについての購入方法については「商品の購入情報」をご覧ください。

更新日:2017年5月21日(日)/掲載日:2017年4月22日(土)

Creative Edge School Books Archives

一人出版社の全コンテンツ(18時間+年内リリース分)を提供します

一人出版社のデジタルコンテンツはAI活用のヒントを得るための「教材」である

Creative Edge School Booksは、「一人で」コンテンツの企画から取材・執筆・編集・制作・ストア運用・販売・マーケティング・プロモーションをこなしている一人出版社です。
コンテンツをリリースし続けるには、徹底した効率化・自動化が必要になります。2014年からずっと「自動化できること・できないこと」を考えながら、マンパワー(人間側の努力)との最良のバランスを模索してきました。

AI(人工知能)導入を決めてからは「AIに作業を任せる」より「AIと対話しながら一緒につくる」方が、クリエイティブワークにおいては「早道である」ことがわかってきましたので、強固な「自動化」にはこだわっていません。Creative Edge School Booksのデジタルコンテンツは「一人で作業をこなす」ためのアイデアや仕組み、方法論などを学ぶための「教材」になり得るものだと思っています。


必要に応じて、コンテンツ制作のための設計資料やプロトタイプ、マーケティング計画書、ランディングページのデータなども公開していきます。

更新日:2017年4月22日(土)

Museで独創的かつ魅力的なシングルページサイトをつくる

Adobe Muse CC

  • リリース日:2017年4月13日(木)
  • 内容:講座ビデオ(75分)とレッスンデータ
  • 価格:600円(税込)


Museで再利用・配布可能なナビゲーションメニューをつくろう!

Adobe Muse CC

  • リリース日:2017年2月18日(土)
  • 内容:講座ビデオ(64分)とレッスンデータ
  • 価格:600円(税込)


Adobe Experience Design(XD)プロトタイピング[基礎編]

Adobe XD

  • リリース日:2016年9月9日(金)
  • 内容:講座ビデオ(80分)とレッスンデータ
  • 価格:800円(税込)


Muse CC 2015 導入ガイド[中級編]コンプリート版

Adobe Muse CC

  • リリース日:2016年5月17日(火)
  • 内容:講座ビデオ(60分)とレッスンデータ
  • 価格:1,000円(税込)


シンクゼロマガジン・ニュースレター[サブスクリプション]

THINK ZERO MAGAZINE

  • リリース日:2016年9月26日(月)
  • 内容:月刊(毎月26日の朝7時に配信)
  • 価格:月額500円(税込)


Dreamweaver CCによるレスポンシブWebデザイン[基礎編]

Adobe Dreamweaver CC

  • リリース日:2015年12月7日(月)
  • 内容:講座ビデオ(71分)とレッスンデータ
  • 価格:800円(税込)


Dreamweaver CCとBootstrapによるレスポンシブWebデザイン[実践編]

Adobe Dreamweaver CC

  • リリース日:2016年3月28日(月)
  • 内容:講座ビデオ(160分)とレッスンデータ
  • 価格:1,000円(税込)


Animete CC デジタルクリエイティブ入門[基礎編]

Adobe Animate CC

  • リリース日:2016年6月1日(水)
  • 内容:講座ビデオ(90分)とレッスンデータ
  • 価格:800円(税込)


Muse CC 2015 導入ガイド[固定幅編]アダプティブWebデザイン

Adobe Muse CC

  • リリース日:2016年3月16日(水)
  • 内容:電子書籍と講座ビデオ(40分)、レッスンデータ
  • 価格:月額800円(税込)


Muse CC 2015 導入ガイド[可変幅編]レスポンシブWebデザイン

Adobe Muse CC

  • リリース日:2016年4月21日(木)
  • 内容:講座ビデオ(117分)とレッスンデータ、ツール
  • 価格:800円(税込)


一人出版社のつくり方 構想から立ち上げ、運用まで、苦難の道のり

Creative Edge School Books

  • リリース日:2016年4月13日(水)
  • 内容:講座ビデオ(110分)とスライド資料、ツール
  • 価格:1,000円(税込)


Photoshop CC 2017[基礎編]基本操作とWebデザインワーク実践

Adobe Photoshop CC

  • リリース日:準備中
  • 内容:講座ビデオ(100分を予定)とレッスンデータ
  • 価格:800円(税込)


「経験知」を獲得する力・伝える力 リーンとアジャイル、デザイン思考を組み合わせる

Creative Edge School Books

  • リリース日:2015年9月24日(木)
  • 内容:講座ビデオ(123分)とスライド資料、ツール
  • 価格:2,000円(税込)


ウェブ時代の「一人出版社」論 フリーダムパブリッシング Freedom Publishing

Creative Edge School Books

  • リリース日:2015年3月9日(月)
  • 内容:電子書籍(形式:EPUB 3, Mobi/Kindle Format)
  • 価格:700円(税込)


電子教科書のUXデザイン 子どもたちのスマートフォンが電子教科書を追い抜く日

Creative Edge School Books

  • リリース日:2014年10月21日(火)
  • 内容:電子書籍(形式:EPUB 3, Mobi/Kindle Format)
  • 価格:700円(税込)


やさしいウェブ みんなのウェブ どこでもウェブ[キッズ・ブックスシリーズ 01]

Creative Edge School Books

  • リリース日:2014年11月10日(月)
  • 内容:電子書籍(形式:EPUB 3, Mobi/Kindle Format)
  • 価格:400円(税込)


Creative Edge School Books - Store

AI導入を進める一人出版社の全記録

商品の購入情報

商品の内容と購入方法:

「AIクリエイティブ・トライアルレポート」は、一人出版社の取り組みを公開する媒体「THINK ZERO MAGAZINE(シンクゼロ・マガジン)」をAI導入のトピックに特化したリニューアル版です。

AI本格導入のためにどのような活動をしているのか、音声コンテンツで毎週発信していきます(必要に応じて記事やインフォグラフィック、動画などが付加されます)。現在「スマホ持って街歩き。AIによる「漫画背景」「アニメ背景」ひとり旅」、「AI(人工知能)機械翻訳で世界のBABYMETALファンとつながる。」などのコンテンツを毎月掲載しています。
新しい活動が始まり次第、トライアルレポートに追加されていきます。

また、Creative Edge School Booksが企画・制作・販売する全てのデジタルコンテンツを提供します(他社との共同制作など一部例外あり)。コンテンツの企画・制作は「クリエイティブAI」に関わる重要なプロセスであり、「教材」になり得ると考えています。現在、映像コンテンツだけでも「18時間」ありますが、今後リリースされるコンテンツも追加されていきます。
音声コンテンツおよび一人出版社がリリースするデジタルコンテンツの提供期間は、2017年12月28日までとなります。この日までにリリースされたコンテンツは全て提供されます。

  • トライアルレポート音声配信:
    10〜30分の音声を毎月3〜6回配信(毎週1〜2回)
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  • 提供形態:
    音声データ(MP3)を「AIクリエイティブ・トライアルレポート」のページ上で公開。新着情報は、公式Twitter(@thinkzine)でお知らせ
    ※一人出版社の公式Twitter(@commonstyle)でもお知らせしますが、投稿数が多いため埋もれる可能性があります
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  • トライアルレポート資料:
    必要に応じて「AIクリエイティブ・トライアルレポート」のページ上で随時公開
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  • 一人出版社が企画・制作・販売するデジタルコンテンツの提供:
    リリース日と同時もしくは数日後には「AIクリエイティブ・トライアルレポート」のページ上で公開
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  • お問い合わせ:
    ebookcast@gmail.com

PayPal 特別価格:4,800円(税込)

※当サイトで購入者の個人情報を取得しませんので、こちらからメールは送信されません。ダウンロードURLのリンクは、PayPalの決済完了ページに表示されます。


※ストアでの販売は停止していますが、銀行振込を希望の方は[ebookcast@gmail.com]までお知らせください。

通常価格:5,184円(税込)
購入方法は、クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、楽天ID決済、電子マネー(Suica・楽天Edy)から選択できます。決済完了後、ダウンロードURLをお知らせするメールが送信されます。

ご不明な点などありましたら、お気軽に「ebookcast@gmail.com」までお送りください。


Creative Edge School Books

一人出版社は全てのプロセスを一人でこなす小さなインディペンデント

Creative Edge School Books(クリエイティブエッジスクールブックス)は、コンテンツの企画から取材、執筆、編集、オーサリング、ストアの運用、販売、プロモーションなどのすべてのプロセスを一人でこなしている「一人出版社」。「本をつくる」出版社と「本を売る」本屋さん、そして誰でも自由に参加できる「学びの場」の3つを融合させたプラットフォームになっています。
2014年の秋にスタートした小さなインディペンデントです。

Creative Edge School Booksのコンテンツは「学びの場(デジタルクリエイティブ)」で公開しています。利用者から意見や感想、要望をもらって、新しいコンテンツに反映していくというビジネスモデルを実践中。クリエイティブ分野が中心ですが、今後はビジネスや社会分野のコンテンツを充実させる予定です。現在、AI(人工知能)を導入する準備を進めており、一人出版社の40%〜50%をAIでこなすために日々テストを重ねています。


投稿者:境祐司(Creative Edge School Books)
ご連絡:ebookcast@gmail.com
情報発信:@commonstyle
更新日:2017年4月20日(木)/投稿日:2015年9月30日(水)

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