Museとテスラーの複雑性保存の法則（2015年11月9日）
今日は朝からまったく余裕がなく、パソコンを使う時間もなく、長期プロジェクトの作業は中断。「一人」しかいない出版社の限界ですね。とりあえず、明後日のイベントの準備だけ。
ドラッグ・アンド・ドロップでウェブページを作成できるツールは、主にクラウドのサービスで多いのですが（例えば、Weeblyなど）、Museほど自由自在に配置できるツールはないですね。Museは、ほんとに自由自在です。でも、Museが内部で何をやっているかは知っておいた方がよいと思っています。「テスラーの複雑性保存の法則」で言っている「人とのインタラクションをより簡潔にすると、背後にある潜在的な複雑さが増大する」です。
ドラッグ・アンド・ドロップで簡単に作成できるということは、内部的にはかなり複雑な処理をしているということです。一応、最低限のアクセシビリティは保証されていますが、ソースの半分以上はJavaScriptです。つまり、Museで作成したウェブページをベースにして、ウェブデザイナーがコードを編集するというのは、かなり大変な作業になると思います。もう、これは他のウェブツールとの思想の違いで、ブラックボックスのまま完結するプロジェクトで活かすのがよいと思います。
明後日のイベントでは、初心者向けにやさしく解説しますが、とても重要なことなので。新しいMuseは最先端のレイアウト機能を搭載したのでさらに高度化しています。使う人には、まったく見えないので、関係ありませんが。
投稿日：2015年11月9日（月）
今日の一言：2015年11月9日（月）
雨、朝6時の気温15.3度（東京）。
朝から慌ただしく、パソコンがなかなか使えません。今日のPodcastは夜になるのかな。ここ数ヶ月、パソコンが満足に使えない日々が続いています。それでも作業は進めないといけないため、止む無く、スマホシフト。Podcastの配信も、シングルページの更新もスマートフォン（iPhone）から。パソコンが使える時間はほんとに貴重なので、スマートフォンでは絶対に不可能な作業だけに絞り、あとは全てモバイルです。FTP On The Go（1,200円のPro版）などのアプリは大変重宝しています。
この状況を乗り切るために四苦八苦してやってきた結果が「ハイスピードパブリッシュ」という苦肉の策から生まれたスタイルで、シンクゼロマガジンのコンテンツとしてもまとめています。タブレットは、意外と緊急時には使えないですね、持ち歩かなくなりました。カバンに入れっぱなしのパソコンは重たいのですが、スマホのバッテリー消費がはやいため、充電で役立っています。