THINK ZERO MAGAZINE

Creative Edge School Books


人の成長と盆栽(2015年12月6日)

旧・一人出版社のコンテンツ、大詰めです。「Dreamweaver CC 2015 基礎編」はあと少し。コンテンツ準備中に、Dreamweaverの最新バージョンが出てしまったので、検証に時間がかかっています。電子書籍でつくっていたら、スクリーンショット撮り直しでした。今回はスクリーンキャストなので、なんとか対応できる。ただ、パソコンを使う時間が限られているので、短距離走のように全速力で行動しなければ。新生・一人出版社の作業(マガジンの記事コンテンツなど)は中断しているので、急がないといけません。


「Dreamweaver CC 2015 基礎編」の学習コンテンツ


4万円の古いWindowsパソコン一台でやっていた時も大変でしたが、時間があれば何とかなるという安心感はあった。スマホが主力機だと、バッテリー、通信速度制限との闘いです。ただ、身体(具体的には「手と指」)の方がデバイスにあわせて急速に進化していて、新しい能力が開発されつつあります。望んでいた能力ではないので微妙なところですが、現在の状況にあわせて適応しているわけですから、有り難く受け入れることにします。


一人出版社を始める前は、20台のハードウェアを使い、常に最新のMacBook Proを主力機にしていましたが、結果的に、作ったコンテンツの品質も、作業時間も今とあまり変わらないことがわかってきた。むしろ、現在の生産性の方が高いくらい。これは、決して怠けていたわけではなく、一人出版社を始めてから「ビックリするくらい作業が速くなった」から。でも、複雑な気持ちですね。ここまで過酷な環境にならないと、能力を発揮できないのか、とため息が出ます。もし、一人出版社を始める前の恵まれた環境が続いていたら、能力の半分は眠ったまま人生を終えていた可能性が高い。


よく「盆栽」で例えられますよね。本来、大きく成長する力を持っていても、小さな植木鉢に植えられると、大きく育たない。小さく、まとまってしまう。環境がその人のパフォーマンスを決めます。でも、必要ないなら、それでいいのですから、あくまで現在の立場でちょっと前の状況と比較しているだけのこと。


「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言いますが、大人になるにつれ、苦労を避けるために知恵を使うようになるのですから、意図的に挑むことは難しくなっていく。何か人生を変えるような事件でも起きないと、きっかけは生まれないのだと思います。もちろん、そんな事件は起きない方がいいのですが。


投稿日:2015年12月6日(日)




今日の一言:2015年12月6日(日)

晴れ、朝6時の気温8.9度(東京)。
2015年の平日は、あと「14日(+土日祝の7日)」。12月の6日目です。今日も朝から、旧・一人出版社のコンテンツの準備。新生・一人出版社の取材活動は一旦中断して、コンテンツの方に集中。本日リリースできないと、もう年内は難しくなってしまうのです。今日は、パソコンを夕方まで使用することができるので、なんとかできるはず。
やっぱり、パソコンは速くて、画面が広くて、楽だなと思いつつ、今更ながらニュースサイトの記事分割に驚いてしまう。「えっ、こんなに細かく分割してたんだ」と。スマホだと、リーダーが記事以外の要素を排除して、分割記事も1ページにまとめて表示してくれるので、あまり意識していませんでした。大半の記事は1回のスクロールで読めますから。
ただ、商用サイトや広告で収入を得ている人にとって、コンテンツは呼び水・誘い水。ユーザビリティより、こういった仕掛けが生命線ですよね。商用の場合は選択するビジネスモデルで優先されることが変わりますから、止むを得ません。一人出版社も一部のサブコンテンツをアフィリエイトに頼るようになったら、立場が変わって「広告の非表示は困る」ってことになるはずです。
でも、こういう広告だらけのページを作らなければいけないデザイナーさんで、志が高い人ほど悶々とした気持ちで作業をしているのではないでしょうか。そう簡単に代案を出せるものではありませんので。
商用サイトは、1994年の「Hotwired」が始まりです(97年のHotwiredならインターネットアーカイブで確認できます)。すでにバナー広告が貼られていました。もう21年ですか。



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