THINK ZERO MAGAZINE

Creative Edge School Books


Dreamweaverの「コードビュー派」と「ライブビュー派」(2015年12月14日)

新しいMuseのアップデートがなかなか来ませんが、ドラッグ操作だけでレスポンシブデザインのページビルディングというのは、想像以上に高度な技術が要求されます。例えば、回り込み指定のあるテキストフレームのレスポンシブって、かなり大変です。期待値はかなり上がってますが、中途半端な高機能より、割り切って単機能のままリリースした方がよいかもしれません。マイナーアップデートで、要望の多い機能から追加していくペースで。「Muse CC 2015ビジネスガイドブック」のリリースは年内難しくなってきましたが、読者向けに追加コンテンツは用意したいと思います。


今月初めにリリースした「Dreamwaever CC 2015 基礎編 パート1」はかなり好調です。学習し終わった方々から、パート2のリリース日の問い合わせがきていますので、急がないといけません。パート2は、パート1をクリアできている前提で、学習レベルを上げており、複雑な表現に挑戦します。「CSSを何度も書き換えていたら、なんとなく出来てしまったけど、なぜうまくいったのか分からない」といった状況を生み出さないように、DOMパネルとCSSデザイナーの使い方にルールを設けています。
Photoshopが先か、Dreamweaverのパート2が先か、わかりませんが、迅速に進めますので。


Dreamweaver CC 2015のライブビュー


Dreamweaverのユーザーは、大半がウェブデザイナーですが、「コードビュー派」と「デザインビュー派」に分かれます。前者は、Dreamwaeverをコードエディター代わりに使っている人たちで、ブラウザーとコードビューの画面を行ったり来たりしながら、ページを作成していきます。後者は、デザインビューをメインで使いながら、こまかい調整はコーディングで対応する人たち。そして、2015バージョンが出てから、増えてきたのが「ライブビュー派」です。まだ、少数のようですね。ライブビューは慣れるまでに、ちょっと時間がかかるかなぁ。ただ、ライブビューはDreamweaverのデフォルト。アップデートの度に改善されていますので、デザインビューはそろそろ廃止されてもおかしくない。


今年の初めのコミュニティの反応は、「コードビューで直接書いた方が早いや」という人が多かったのですが、Bootstrapが統合されてから、ライブビューも強化されましたので、「これは便利!」という声も増えてきました。慣れると速いんです、ライブビュー。私も、使い始めの頃は、ライブビュー重たいな、CSSデザイナー面倒だな、と感じつつ、サンプルページを作成しているうちに、作業スピードが上がっていきました。特に、レイアウトの大幅な変更などは、DOMパネルであっという間です。


今回リリースした「Dreamwaever CC 2015 基礎編 パート1」は、前作のアップデート版で、「BootstrapをDreamweaverで」というコンセプトを継承していますので、ライビビューとは相性もよく、わりとうまくいっていると思います。特定の機能に固執する必要はありませんので、ライブビューとコードビューを併用しながら、試していく方法もあります。



投稿日:2015年12月14日(月)




今日の一言:2015年12月14日(月)

曇り、朝6時の気温10.7度(東京)。
2015年の平日は、あと「8日(+土日祝の5日)」。12月の14日目です。先週、また倒れてしまい、寝込んでいましたが、なんとか復帰。今日は体調を整えて、明日から全力で挽回していきます。
金曜の夜から開始したマイクロブロギングは、一人出版社のアイデアノートを使っており、引っ張り出しながら自動投稿との合わせ技で連投していました。例えば、意識不明の重体になったとしても、配信予約を使えば、ネットではいつもと変わらず、投稿を続けることが可能ですが、ここにAIを連携させると、短文であればオリジナルの記事も生成できるようになる。長期プロジェクトで、ロボティクスの取材をしていて、現在でも十分可能な技術であることを知りました。
個人だったら、わざわざこんな面倒なことをする必要ないのですが、「一人出版社」という専業ビジネスでは、(何と言っても「一人」しかいませんので)こちらの事情で突然停止することはできません。一人出版社を「一生の仕事になるかもしれない」と言えるのは、将来のロボット化が前提なんですね。個人が利用できるAIサービスについては、オリンピックが開催される2020年までに登場し、実証実験がスタートするのではないかと予測しています。前にも書きましたが、元気なときは人間、病気とか怪我でどうにもならないときに「ごめん、これやっておいて」とAIに頼む。
あくまで、主役は人間で、AIはいざという時の「助っ人」という関係で。



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