オープンエデュケーションの場を構築するために、ストアで販売するコンテンツに対して「6ヵ月間」の販売期間を設定しています。販売終了後、数ヶ月の準備を経て、スクールサイトで一般公開、誰でも自由に学べるようになります。
コンテンツのクオリティを向上させるためには、学習者の「声(フィードバック)」を可能な限り、集めなくてはいけませんが、最も有効かつ容易な方法として「ニュースレター」を組み合わせています。
スクールサイトは、登録なしで誰でも学習できますが、ニュースレターを登録すると、質問ができたり、コンテンツの先行公開や新着情報などが得られます。また、読者対象のワークショップを開催したり、コラボレーション&サポートなどのサービスを期間限定で実施するなど、フィードバックを得やすい仕組みを実現できます。
これらの仕組みが機能することで、学習者のニーズを把握しやすくなりますので、多くの人が学びたいと思っているコンテンツの提供が可能になります。
6時間で学ぶ Adobe Muse CC 完全習得[基礎編]は、7月末に販売終了し、全23回/6時間分の学習コンテンツが、一般公開されます。現在、前述したニュースレターの読者向けに、先行公開しています。フィードバックを得ながら、最新情報を追加し、9月中にはスクールサイトで公開される予定です。
無料で学べることで、「学習」の楽しさを知ってもらうきっかけをつくることが可能になります。無料化するには、ストアでリリースするコンテンツをたくさん売っていかなくてはいけませんが、売れるコンテンツを企画するには、たくさんの人の「声(フィードバック)」が必要です。序盤戦は少々大変かもしれませんが、この仕組みがうまく稼働するように、頑張っていきたいと思います。
体系的に学べる無料の学習コンテンツを蓄積していくことで、一般の利用者だけではなく、学校の授業や企業研修などでも活用できます(個別にカリキュラムを作成することも可能です)。
ニュースレターを通じて、たくさんの人の「声(フィードバック)」が得られ、ニーズに即した学習コンテンツを企画することができますので、思い込みでコンテンツを作成してしまう問題を回避できます。
さらに、ニーズ分析によって、電子出版への展開も容易になります。
訴求しやすいコンテンツ(電子書籍)になりますので、ニュースレターで紹介したり、スクールサイトで出版情報を流すことが可能になります。
また、電子書籍の評価も得られますので、クオリティの向上につなげることができます。
オープンエデュケーションの場から生まれた教科書や解説書、ガイドブックは、利用者の要望を満たしており、反応を得られやすいのが特徴です。NHKの教育番組とテキストのように、映像(番組)と連動した出版を可能にします。
Open Education Platform - Creative Edge School