Adobe Museには、ロールオーバー(カーソルが重なったときの状態)やマウスダウン(クリックしたときの状態)などのデザインを含むステートボタンが用意されていますが、Vol.11ではオリジナルのボタンを作成します。また、ライブラリとして書き出す方法も解説します。
ここで作成したページは「Button-A」(拡張子は「.muse」)という名前を付けて、新しいフォルダを作成して、保存します。フォルダ名は「ボタンライブラリ」にします。
素材データはありません。
また、作成したボタンをライブラリとして書き出します。ライブラリ名は「Button-A」(拡張子は「.mulib」)にします。
※ビデオの中では、スペルミス([誤]Botton-A →[正]Button-A)がありますが、進行上の問題ありません。
再生時間:19分37秒
ステートボタンは、ウィジェットライブラリに入っていますが、Muse CCでは「コンポジション」フォルダに登録されていました。
Muse CC 2014では、新たに「ボタン」フォルダが追加され、この中に登録されています。
ステートボタン作成時に、グラフィックスタイルを活用しましたが、ライブラリとは異なり、設定した内容は、ファイル内にしか記憶されません。
ただし、下図のように「グラフィックスタイルを適用したボタン」をライブラリに登録しておけば、そのボタンをページにドラッグした時点で、グラフィックスタイルにも反映される仕組みになっています。
Adobe Museは、InDesignやIllustratorなどに近いUI(ユーザーインターフェイス)になっていますので、文章もテキストフレームを調整しながら直感的にレイアウトしていきます。Vol.12では、段組みレイアウトの表現についても学習していきます。
ここで作成したページは「textedit」(拡張子は「.muse」)という名前を付けて、新しいフォルダを作成して、保存します。フォルダ名は「テキスト編集の練習」にします。
また、作成したページのレイアウトパターンをライブラリとして書き出します。ライブラリ名は「2Multicolumn」(拡張子は「.mulib」)にします。
再生時間:30分12秒
フォルダ名「テキストと画像の素材」
ウェブブラウザーで「文字だけ」拡大した場合、テキストフレーム間の余白が狭くなってしまう場合があります(ビデオで解説しています)。この問題を回避する方法がありますので、追加情報として掲載しておきます。
下図をご覧ください。(ページ全体のズームではなく)文字だけ拡大すると、上下のテキストフレームの間隔が狭くなり、読みづらくなっています。ところが、一番下の表示結果では、同様に文字拡大していますが間隔は変わっていません。
回避する方法は、テキストフレームの「高さ」と「最小値」を同じ値にするだけです。ただし、以下のような方法で実行する必要があります。
まず、テキストフレームをクリックして、下辺中央のポイントを上方向にドラッグしてください。ドラッグを続けると、破線が表示されます。
破線は、「最小値」が「高さ」より小さくなった場合に表示されます。
下図の場合は、「最小値」が「162」以下になったときに、破線が表示されます。「最小値」が「160」でも「150」でも、高さは「163」のままです。
今度は、下方向にドラッグして「最小値」を「163」にします(ここで破線が消えます)。
※「最小値」が「164」以上にならないように注意
解説文ではわかりにくいと思いますので、実際に試してみましょう。
Adobe Museは、Adobe Illustratorと同様の操作で画像を配置したり、レイアウトすることができます。Vol.13では、画像の配置、拡大縮小、テキストの回り込みなど、基本的な操作方法について解説します。
テキストと画像をレイアウトしたページを作成します(保存はしません)。
再生時間:19分49秒
フォルダ名「テキストと画像の素材」
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