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MAGAZINE CONTENTS

WordPressとHTML5ウェブアプリ、電子書籍、ウェブキャスト、オンラインストアなどを組み合わせた新しいウェブマガジンです。

ウェブの技術や開発ツールの進化によって、個人でもお金をかけずに、パーソナルメディアをつくることが可能になりました。MVP(Minimum Viable Product)からスタートし、読者のみなさんの意見を聞き、仮説・検証を繰り返し、「楽しみながら」コンテンツをつくっていきたいと思います。

 

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中学生のためのEPUB 3 入門

中学生のためのEPUB 3 入門

2012年のトライアル「高校生のための電子出版入門」および「中学生のための電子絵本制作」をベースに再構築した入門講座です。EPUB 3で電子書籍を作成するための講座ですが、実習形式で進行し、概論は省いています。HTMLとCSSを触りながら、ウェブの楽しさを知ってもらうことも学習項目に含まれています。
※中学生を対象としています。

 

ノンプログラマーズ・ウェブデザイン

ノンプログラマーズ・ウェブデザイン

ノンプログラマーズ・ウェブデザイン・シリーズは、基礎編、実践編、ビジネス編で構成されています。基礎編が終了し、2月から「実践編」がスタートしています。基礎編では、Adobe Muse CCの基本操作を習得しましたので、実践編では本格的な「ランディングページ」を作成していきます。3月には、ランディングページの設計およびLPO(ランディングページ最適化)について学習する「ビジネス編」も予定しています。

 

グラフィックデザイナーのためのウェブアプリ制作

グラフィックデザイナーのためのウェブアプリ制作

グラフィックデザイナーを対象としたウェブアプリ制作の連載です。ノンコーディングで「インタラクティブ・グラフィックノベル」を作成します。メインで使用するアプリケーションは「Adobe Edge Animate CC」、ハイブリッドアプリにする作業ではクラウドサービスの「PhoneGap Build」を利用します。

 

電子書籍メディア論「HTML5と電子出版」

 電子書籍メディア論「HTML5と電子出版」

2013年の春から進めている「HTML5で雑誌をつくる」プロジェクトから公開可能な情報をまとめ、2014年1月から連載記事としてスタートしました。公開した記事20回分を再編集し、(Kindleストアなどで)電子書籍として提供する予定です。

 

Weekly eBook Strategy

Weekly eBook Strategy 電子書籍メディア論Podcast

2005年から配信しているPodcast(ポッドキャスト)番組です。2010年1月から、電子出版の話題を中心に配信しており、現在は「Weekly eBook Strategy」という電子出版専門のPodcastになっています。Apple iTunesで配信されていますが、サイトにはプレーヤーが設置されていますので、ブラウザーでも聴くことが可能です。
尚、2011年9月までは「日刊徒然音声雑記」で配信していましたが、アーカイブはそのまま公開されています。

 

HTML5パブリッシング関連

 HTML5パブリッシング関連

電子書籍メディア論「HTML5と電子出版」と連動したレポート中心のコンテンツです。電子出版関連イベントの講演に関する資料(スライドなど)や補足情報なども掲載しています。

 

Inspiration Note

 Inspiration Note

境祐司の極私的な「インスピレーションノート」です。毎日、Evernoteにまとめている情報の一部をリスト形式で公開しています。
※当サイトのコンテンツとして、あまり需要がないことがわかってきましたので、不定期更新に変更しています。

 

Special Contents

Special Contents

カテゴリーを属さないコンテンツをまとめています。
マテリアルシリーズの「100枚のモノクローム背景画像コレクション無料ダウンロード」やウェブキャスト・シーズン1のビデオなどを置いています。

 

 

ご挨拶

デジタルパブリッシング新時代

いつの時代も、電子書籍について語るのは楽しいものです。これは、HyperCardで作られた電子ブックが登場した1980年代後半からまったく変わりません。

漫画や小説などの人気作品は、新しいテクノロジーと共に復活し、新しい読者を開拓してきました。ラジオドラマ、テレビアニメ、映画、家庭用ビデオが普及し始めた80年代前半には「ビデオ漫画」(漫画の原稿を使った動的な映像表現)なども作られ、マルチメディアブームの90年代前半は「CD-ROMコンテンツ」、インターネットが商用化された90年代半ば以降はShockwaveなどの「ウェブ上のデジタルコミック」、そして、1999年のiモード登場から数年を経て「ケータイコミック」が大きな市場を形成し、国内の2011年度電子書籍市場629億円(インプレスR&D調べ)の76%(480億円)はケータイのコンテンツで占められているという状況。しかし、そのケータイも現在はスマートフォンに移行しつつあり、市場は縮小し始めています。

音楽や映像とは異なり、再生機を必要としない「書籍」から、テクノロジーに依存した「電子書籍」へ誘導するのは並大抵のことではありません。ただ、子どもからお年寄りまで、半ば強制的に小さなコンピュータ(スマートフォン)を持たされる時代が目の前に来ています。配信や課金のサービスがもっと向上し、電子書籍に触れるための敷居が劇的に下がれば、新しい読書スタイルが定着していくる可能性があります。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」、本の未来について皆さんと一緒に考えていけたら幸いです。

 境祐司

 

更新日:2013年10月25日