2014年7月11日:電子出版の販促用ガイドライン・プロモーションページ仕様[PDFダウンロード]
HTML5 Publishing Magazine Development Diary 25 :
9月から開始する「電子出版」関連のドキュメントがかなり蓄積されてきましたので、公開可能なものから順次、アップしていきたいと思います。PDFでダウンロードできるようにしていきます。
今日は、「電子出版 販促マニュアル」のプロモーションページに関するドキュメントを公開します。ページ数が多いので、情報が重複している部分やマーケティングに関するページは省きました。
プロダクションワークのレベル向上のために
9月の本格始動後は、発行する電子書籍すべてに対して、プロモーションページやランディングページ、ブログ、メールマガジンなどを連携させたマーケティングを進めていきますので、それまでにプロダクションワークのレベルをもっと上げていく必要があります。
ウェブキャストについては、2月に(スケジュール的にも費用についても)かなり無茶な「ワークショップ」を実行したことで、シナリオづくりのクオリティを大幅に向上させることができました。問題解決の場で、直接一人ひとりと意見交換をして、通常のユーザーテストなどでは聞けない貴重なデータを得られましたので、プランニングワークの改善にもつながっています。
現在は、「コラボレーション&サポート」(これも相当無茶)で、グループウェアを使用した「著者と編集者の共同編集」に関わるノウハウの蓄積を進めています。
今回の書籍プロモーションページ作成も(以下のPDFをご覧ください)2万円という破格な費用で提供しますが、これはAdobe Museを活用した「書籍の編集作業と同じワークフロー」によって実現しています。
※2万円というのはワークショップと同様、トライアル期間だけの(ノウハウ蓄積を目的とした)無茶苦茶な価格で、Museを使ったから「低価格で作成できる」ということではありません。
書籍のプロモーションページ作成で、この価格はそうないと思いますので、ぜひこの機会をご活用ください。。。
デジタルパブリッシングチームとしては、試練の7月、8月ですが、時間をひねり出し、さまざまな方々と意見交換を進めていきたいと思っています。
出版社の方、電子出版関連のプロダクションなど是非とも。
また、今回のように、膨大な量になってきたガイドラインや仕様書などのドキュメントを整理しながら、公開していきたいと思いますので、参考にしてください(ご意見、ご感想もお願いいたします)。
電子出版 販促マニュアル[1]/プロモーションページ用ガイドライン
プロモーションページのプランニング・作成のためのガイド
トライアル期間 2014年6 – 7月版
何枚かページのスクリーンショットを掲載しました。PDFのダウンロードリンクは一番下にあります。
冒頭の指針「本を存在を読者に知らせ、その魅力を伝える仕事」
商品力と販売力について
5つのチャネル「知ってもらう、理解してもらう」「買う、届ける、つながる」
現在の販売力の確認。ブログ、SNS、メールマガジン、広告、プロモーションページ、ランディングページ
プロモーションページの種類。ブロックタイプとフリーレイアウトタイプ
プロモーションページの基本構成。スタンダードバージョンとミニマムバージョン
プロモーションページの素材。原稿、図版、情報
今回のトライアル期間で提供する「プロモーションページの作成」
プロモーション方法。発売後からのプロモーション、企画段階からのプロモーション
PDFファイルのダウンロード:
[Guidebook_20140711_PDF.zip]42ページ/15.4MB
内容が重複しているページやマーケティングの一部のページを省いていますが、プロジェクトの進め方やプロモーションページ作成の流れなどは理解できると思います。
明日以降は、プロモーションページのデザインガイドライン、電子出版ワークフロー(HTML5版「電子絵本」の制作もトライアル価格で開始します)などのドキュメントを公開していきます。
[お知らせ]
クリエイティブエッジ・ストアで配信しているニュースレターについて
システムの調整が完了しましたので、明日テストを兼ねて号外を配信します。第3号は月曜日配信です。
「個人・小規模な出版社向け直販ストアの作り方[実践編]」のコンテンツを無料メールマガジンとして配信します。ビジネス系のコンテンツは、本体から分離することにしましたので、クリエイティブエッジ・ストアで配信しているニュースレターとは分けています。
7月上旬から配信します(スライド資料や動画のリンクなどが含まれます)。現在はサンプル誌のみ公開されています。
以下のリンク先ページ、もしくは下のフォームで登録できます(まぐまぐを利用しています)。
仕事で使用していないメールアドレスがよいと思います。
無料メールマガジン:
クリエイティブエッジ・ビジネス
※スマートフォンの場合、上記のフォームですと、メールアドレスを入力しづらいと思いますので、メルマガのページで登録したほうがよいかもしれません。
HTML5パブリッシングマガジン開発日誌:
- 2014年7月7日「ユニバーサルな電子書籍を目指して、9月から電子出版も始動」
- 2014年7月4日「ボイジャーの「Romancer」で電子書籍を作成し、PCとスマートフォンのウェブブラウザで読む」
- 2014年7月2日「EPUB をコミュニケーションインフラに載せた初めての取り組み「Tw-ePub」」
- 2014年7月1日「E★エブリスタはファンコミュニティ、noteはフリマ的クリエイティブマーケット/電子書籍を確実に売るために、やるべきこと(3)」
- 2014年6月29日「そもそも情報が伝わっていないのに「電子書籍は売れない」はおかしい/電子書籍を確実に売るために、やるべきこと(2)」
- 2014年6月28日「電子書籍を確実に売るために、やるべきこと(1)/あなたの情報はどのくらいの人に届いているのか?」
- 2014年6月27日「半年かかりましたが「電子出版は儲からない」は「間違い」と思える段階まで、やっと到達。」
- 2014年5月14日「自分の書店を持ち、6つの電子書籍ストアで販売する[BCCKSの活用]」
- 2014年5月10日「本の予告動画「ブックトレイラー」を無料アプリ「Adobe Voice」でつくろう!」
- 2014年5月09日「Webデザイナーの情報収集力と仕事の速さを活かして電子出版」
- 2014年5月08日「ウェブキャスト「HTML5と電子出版/開発日誌 Vol.01(50分)」とスライド資料(PDF)の公開」
- 2014年5月02日「ウェブ表現の可能性を追求する「4時間で学ぶ Adobe Edge Animate CC 基礎編」をリリース」
- 2014年4月25日「昭和の物知りオジさん一考察」
- 2014年4月18日「電子書籍の作り方を学ぶサイト「電子出版の学校」を公開」
- 2014年4月03日「AndroidタブレットだけでEPUB 3 固定レイアウトの本を作成(Book Creator for Android)」
- 2014年3月28日「評価モニターを募集しています「Kindleストアで販売する電子書籍の作り方」」
- 2014年3月24日「やっとリリース、3時間で学ぶ「Kindleストアで販売する電子書籍の作り方」」
- 2014年3月19日「電子出版の未来を考え、創造していくために今からやること」
- 2014年3月18日「WordPressでHTML5アニメーションを毎日投稿することも可能です」
- 2014年3月17日「電子書籍を読者に「見つけてもらう」ために/コンテンツマーケティングの領域に踏み込み、2ヵ月間実践した結果を報告します」
- 2014年3月16日「電子書籍やランディングページでストックフォトを利用する方法を紹介します」
- 2014年3月15日「個人出版の敷居はまだ高いのか? 電子書籍(EPUB)作成のどこが難しいのか考えてみる」
- 2014年3月14日「ウェブと電子出版の今後について考えてみませんか?」
- 2014年3月13日「ウェブマガジンの開発日誌を始めました!」
只今「コラボレーション&サポート」進行中&募集中
イラストレーター、マキセ ヒロシさんの新作(電子書籍絵本)のプロモーション・プロジェクトがスタート
投稿日:2014年7月11日
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